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リーガロイヤルホテル大阪の売却で大阪の不動産投資はどう変わるか?

2023年1月20日、大阪の高級老舗ホテルとして知られているリーガロイヤルホテル大阪が、海外の不動産投資会社へ売却されることが発表されました。 ここでは、リーガロイヤルホテルの売却から見えてくる大阪での不動産投資の見通しについて解説しています。

大阪における大資本ホテル地図の急速な変化

パティーナ大阪
画像引用元:NTT都市開発(https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n26471.html)

2023年1月20日、「大阪の迎賓館」とも称されていたリーガロイヤルホテル(大阪市北区)の土地・建物が、海外の不動産投資会社へ売却されるとの情報が発表されました。土地・建物は売却されるものの、ホテルの運営自体は引き続きロイヤルホテルが受託します。

売却の背景にあったのは、2025年に開催予定の大阪・関西万博。インバウンド(訪日外国人客)の取り込みを狙った他のホテルの急速な動きに対し、負債の多いロイヤルホテルが追いついていけなくなったことが、売却の大きな要因です。

売却によりロイヤルホテルは500億円程度を手にする見通し。売却金で負債を返済して財務体質の改善を目指し、あわせて2025年の大阪・関西万博に向け客室や宴会場の改修に着手する予定です。

ところで大阪では、万博を見越したインバウンドの取り込みに向け、多くのホテルがしのぎを削った動きを加速させています。
リーガロイヤルホテルでは、売却を通じた経営体質・大規模改修に加え、世界最大のホテル運営会社IHG(インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ)と提携することが決まりました。世界に広がるIHGの会員網を活かせば、リーガロイヤルホテルへの誘客につながる可能性があります。

他にも、OMO関西空港by星のリゾート(2023年3月開業)、キャノピーbyヒルトン(2024年開業予定)、ダブルツリーbyヒルトン(2024年開業予定)、ウォルドーフ・アストリア(2025年開業予定)、パティーナ大阪(2025年開業予定)など、大阪・関西万博のインバウンド取り込みに向け、大手資本が続々とホテルの新規開業を進めています。

大阪におけるホテル地図の急速な変化は、大阪経済そのものの地図も大きく変化させそうです。

参照:健美家(https://www.kenbiya.com/ar/ns/region/osaka/6631.html)

編集チームからのコメント

不動産投資の目線から分析
管理人・タナカタツヤ
大阪における新規ホテルの開業ラッシュが不動産投資に及ぼす影響

大阪における大資本の新規ホテル開業により、大阪・関西万博に向けた人流の大きな「川」が出来上がりつつあります。新型コロナに対する関心が世界的に鎮静化しているタイミングも背景に、大阪には国内外からの観光客が多く訪れることでしょう。

とりわけ海外からの観光客は、万博を目的としながら万博以外の周辺地域も観光します。結果、大阪を中心とした関西の広い範囲で、経済活動の活況を見越すことができるでしょう。
経済の活況は不動産市況をも活性化させます。不動産投資家にとって、大阪・関西万博に向けた新規ホテルの開業ラッシュは、大きな追い風となる可能性があります。

2029年ごろには大阪・夢洲IR計画が実現予定

2023年4月14日、大阪府等が約1年前に国土交通大臣へ申請していた、いわゆる「大阪・夢洲IR計画」が認定されました。

計画が実現するのは2029年頃(予想)。万博終了で一段落つくであろう大阪への人流が、計画の認定により再燃する可能性が高まりました。不動産投資家においては、喜ばしいニュースかもしれません。
大阪への人流増の動きが既定路線となれば、長期投資を前提とする不動産投資家への追い風も既定路線となるでしょう。あるいは、長期投資を見越した不動産投資の活況は、短期投資家の出口戦略としても有効かもしれません。

大阪・関西万博と大阪・夢洲IR計画のダブルイベントは、大阪の不動産投資家のモチベーションを大きく動かしそうです。

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※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
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※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社