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茨木市の商業施設の開発って不動産投資にどう影響するの?

商業施設の開発に沸く北摂エリアの茨木市。阪急茨木市駅西口の再整備計画も公表され、茨木市の不動産事情は変化すると見られています。どのような変化を遂げるのか、今後の不動産に役立つ情報をお届けします。

次世代型新業態商業施設「総合生活提案型ショッピングスクエア」の開発と阪急茨木市駅西口駅前周辺整備

ビバホームの大型商業施設「ビバモール」が開業を控えていると言われてきた大阪府茨木市の南目垣・東野々宮地区。2021年9月にホームセンターのビバホームやムサシなどを展開する「アークランドサカモト」が、家電量販店最大手の「ヤマダホールディングス」と店舗開発で業務提携し、次世代型新業態商業施設「総合生活提案型ショッピングスクエア」の開発を発表しました。モデル店舗は延床面積約20,000坪。「アークランドサカモト」と「ヤマダホールディングス」をメインに、広域商圏型スーパーや飲食店などの専門店、「SDGs対応型スマートハウス展示場」などを設け、2024年の開業を目指しています。

参照元:建美家(https://www.kenbiya.com/ar/ns/region/osaka/5203.html)

1970年に開催された大阪万博に併せて整備された阪急茨木市駅西口駅前周辺。整備からら50年が経過し、施設の老朽化や社会・経済情勢の変化により、形態や機能面でのニーズのずれ、安全で円滑な交通機能や魅力ある空間の不足などのさまざまな課題を抱えていることから、再整備が必要になっています。

茨木ビル(ソシオ-1)と永代ビル(ソシオ-2)、駅前広場と阪急茨木西口駐車場を含む約2.0ヘクタールの範囲の再整備を、都市再開発法に基づく市街地再開発事業として、茨木市と地権者が中心となって行います。低層の商業施設と45階建ての超高層マンション、市民が憩える広場や道路の拡幅と線形変更、公共交通と一般交通が分離された交通広場の整備を予定しています。

参照元:建美家(https://www.kenbiya.com/ar/ns/region/osaka/5203.html)


2023年3月9日追記

阪急茨木市駅西口再整備、アンケート調査結果を公表

2020年に概要が発表された阪急茨木市駅西口の再整備に関して、茨木市では令和4年8月1日から8月31日にかけてアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。

「人が中心の歩いて楽しいまち」を目指すというコンセプトに対しては、約9割が「大いに期待する」・「期待する」と回答がありました。また、阪急茨木市駅西口の再整備に期待することとしては「流行りのお店が入る商業施設」、「バスの待ち時間などのちょっとした時間を快適に過ごせる場所」、「高齢者や障がい者、子ども連れの方等が利用しやすい施設・設備」といった声が寄せられました。

阪急茨木市駅西口の再整備に関する自由記載では、「駅前は高層ではなく、低層でゆっくりした場所になることを期待する」と「駅直結の大規模マンションを非常に楽しみにしており、大いに 期待している」という、相反する声の双方が寄せられているのが興味深いところです。

一方で、現状の老朽化が進む建物の更新には概ね好意的な意見が寄せられています。その他には、バス乗り場や駐輪場の利便性向上、リモートワークスペースや安心で清潔なトイレを望むという声も見られました。

参照元:【pdf】茨木市公式HP/阪急茨木市駅西口の再整備に向けたアンケート調査結果 https://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/81/hankyunishiguchi_anketo_kekka.pdf

編集チームからのコメント

不動産投資の目線から分析
管理人・タナカタツヤ
「JR茨木駅西口駅前周辺まちづくりビジョン」と「茨木スマートコミュニティ構想」
1970年に開催された大阪万博に併せて整備された、JR茨木市駅西口駅前周辺の整備から50年が経過しています。近年は、駅前機能の老朽化による魅力や賑わいの低下とともに、社会動向や災害など安全安心に対する意識の変化などの対策として、茨木市は「JR茨木駅西口駅前周辺まちづくりビジョン」を市の上位計画として再整備計画に取組んでいます。さらに、茨木市郊外では、東芝茨木工場跡地の、約18.5ha(甲子園球場約4.8個分)の広大な土地を活用し、「環境と人に優しく、災害に強いまち」を目指し、先進のエネルギー技術、住宅、商業、文教、医療福祉など、さまざまな機能、さらに公園と一体となった防災機能を集約した、官民一体で推進している「茨木スマートコミュニティ構想」が進められています。これに伴い2018年3月には、JR京都線の茨木駅と摂津富田駅の間にJR総持寺駅が開業され、2019年4月には、追手門学院中学校・高等学校と同大学茨木総持寺キャンパスが開校、2020年11月には医療福祉施設が開設されています。現在では、戸建て住宅や中高層マンションやイオンタウン茨木太田がオープンしています、そのほか、茨木市の南目垣・東野々宮地区には、ビバホームの大型商業施設「ビバモール」。「アークランドサカモト」が家電量販店最大手「ヤマダホールディングス」と業務提携し、延べ床面積20,000坪の次世代型新業態商業施設「総合生活提案型ショッピングスクエア」を2024年の開業を目指すなど、茨木市郊外の開発も進んでいます。 茨木市が進めているJR茨木駅西口駅前のまちづくりビジョン計画や、郊外の大型商業施設、教育施設、医療福祉施設、戸建て、中高層マンションの建設、大阪や京都へのアクセスの利便性などの要因により、茨木市は、子育て世代を中心に人口が増えると予想されるとともに、不動産の需要も高まってくると予想されます。
阪急茨木市駅西口、再整備の成功へ向けて
上記の通り、茨木市では阪急茨木市駅西口の再整備に関して、広く一般からの意見を募集するアンケートを実施しました。それこそこうした再開発や再整備というものは、行政やディベロッパーが独善的に進めてしまうことも多いため、こうした茨木市の姿勢は好感が持てますね。もちろん寄せられた意見をすべて反映することはなかなかに困難ですが、こうした意見をしっかりと踏まえて街づくりを行うというのはまったくもって正しい姿勢と言えます。 また、阪急茨木市駅西口の再整備に関連して、もうひとつ見逃せないのが、茨木市市民会館跡地にて、2023年11月の開館が予定されている複合施設「おにクル」。JR京都線茨木駅と阪急茨木市駅のちょうど中間に位置し、約1,200席の大ホールや子育て支援拠点、図書館、プラネタリウム、子どもの屋内遊び場などが整備される予定。 阪急茨木市駅西口の再整備とともに、地域の活性化や人的交流などを大きく活性化させる相乗効果が期待できます。とりわけ、子育て世代に対して、大きなアピールポイントとなるでしょう。経済効果も大きくなると期待でき、ひいては不動産投資を行う際の大きなプラス要因と考えることができます。
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※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
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※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社