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2030年春、大阪マルビルが建て替え

こちらの記事では、2022年に発表された、大阪・梅田の大阪マルビルの建て替えに関するニュースを紹介しています。大阪の高層ビルの先駆けとして多くの人に愛されてきた大阪マルビルは、不動産投資にどのような影響を与えると考えられるのでしょうか。

大阪マルビルの建て替えを発表

大阪・梅田にある大阪マルビルは1976年に誕生した、円筒型の高層ビル。地上30階・地下2階、高さ123.92mという高さと画期的なデザインが印象的なこのビルは、JR大阪駅から徒歩3分の場所にあります。完成当時はこの周辺では唯一の高層ビルとして圧倒的な存在感を示してきたこと、そしてさまざまなテナントが入居していることから多くの人が足を運んできたこの大阪マルビルですが、2022年5月のプレリリースにて建て替え計画が発表されています。

大阪マルビルは、建設以来話題性の高い商業施設が入居するとともに情報発信基地としても活用されてきた、いわば大阪のランドマーク的な存在。しかし建築から50年近く経過したことによる老朽化や、周辺施設との競争力を高めるために施設の建て替えが決定されました。この建て替えによって、さらに高品質のサービスを提供可能な複合ビルとして生まれ変わる予定となっています。

新しい大阪マルビルは2030年春ごろ完成予定

大阪マルビルの建て替えに関しては、2023年の夏ごろから解体工事を行い、完成は2030年の春を予定しているとのこと。建て替え後は、現在の大阪マルビルよりもさらに高層化する予定です。

現在の大阪マルビルは、大阪第一ホテルが中心となっており、その他35のテナントから構成されています。飲食店や物販店舗などが入居していますが、今回の建て替えによって新たな機能が追加される見込みです。例えば多目的に利用できる大型のホール、高機能なオフィスが設置されるなど、新たな賑わいや交流の場としての役割が期待されています。

編集チームからのコメント

不動産投資の目線から分析
管理人・タナカタツヤ
再開発ラッシュの梅田エリアに注目

近年、梅田では再開発が多く行われており、まさに「再開発ラッシュ」ともいえる状況。例えば「うめきた2期(大阪駅北側の大規模開発プロジェクト)」や、「梅田三丁目計画(仮称・旧大阪中央郵便局跡地の再開発)」などがあります。

今回、長年多くの人から愛されてきた大阪マルビルも再開発が行われることになり、新たに生まれ変わります。建て替えによってどのような変化があるのか、どのような存在感を示してくれるのかといった期待が高まります。このことから、こちらのエリアは今後もぜひ注目しておきたいところです。

建て替え中には万博が開催

この大阪マルビルの建て替え中の期間には、大阪・関西万博が開催されます。ちょうど現在の大阪マルビルを解体した後の期間に万博の開催期間となりますが、2025年4月13日から10月13日までの期間は万博会場にアクセスするためのバスターミナルとして、この敷地が暫定的に貸し出される予定となっています。

敷地内には待合スペースやバスの発着場、待機場なども設けられる予定です。国内はもとより、世界中からも訪れる多くの万博来場者がスムーズに移動できるよう、運行をサポートする役目を果たすでしょう。

大阪駅から徒歩3分の場所となるため、バスターミナルとして利便性が高いのはもちろん、多くの人がこのエリアを利用することもあり、不動産投資の視点からも注目しておきたいエリアであるといえるのではないでしょうか。

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※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
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※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社