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大阪で進められているカジノを含む統合型リゾート施設、いわゆるIR。2030年頃の開業を目指しており、その経済効果は非常に大きくなることが想定されています。今回ここでは、この大阪IRの認定に伴う鉄道延伸について紹介します。
今回この大阪IR認定のニュースを受け、京阪ホールディングスがIR会場方面に向けた延伸を早々に最終決定するという方針を固めたとされています。JRや近鉄など他の鉄道会社もIRが認定されれば延伸に関する検討を始める、というような話は出ていたため、京阪のこの動きに触発されて他の鉄道会社も一気に動き出す可能性が高まっています。効果としては沿線における居住人口や宿泊人口、労働人口の増加などが期待されています。大阪IRは大阪湾に浮かぶ「夢洲(大阪市此花区)」という人工島で計画されており、2025年には大阪・関西万博も開かれる会場予定地となっています。
大阪府と大阪市は国に対し、2022年4月には整備計画の申請を行っていました。これは当初秋ごろには認定されるか、という見方が上がっていましたが、結局遅れに遅れて2023年4月の認定となっています。事業者はアメリカの統合型リゾート運営会社、MGMリゾーツ・インターナショナルの日本法人とオリックスを中核株主とする「大阪IR株式会社」となっており、年間の来場者数は約2,000万人・近畿圏内における経済波及効果を1兆1,400億円と見込んでいます。消費はもちろん関連施設で働く方の雇用、設備の建設など経済的な好影響をあちらこちらで見込んでいます。
今回の件で投資家にとってのチャンスとしては、不動産関連の投資効果が期待されるという点にあります。IR施設で働く方に向けた賃貸不動産や観光へ訪れる方たち、IR会場内に儲けられる「MICE施設」に仕事で訪れる人たちのための宿泊施設など、不動産需要が高まる可能性が多く秘められています。さらに京阪HDでは京都方面と夢洲を結ぶ新しい観光特急列車の開発も検討しているといいます。これによってIR会場周辺のみならず、京都周辺の宿泊施設需要拡大の追い風にもなりそうです。
ビジネスにおいて最も重要なことは「集客」です。モノを売るにしてもサービスを売るにしても集客ができなければお金にはなりません。どれだけいいサービスや商品を開発できたとしても、それを利用するお客さんに認知されて購入されなければ1円の価値も生み出すことはできないのです。一方今回のようなIR事業が進められるというシチュエーションにおいて、「集客」という面での心配はほぼないと予想できます。ニュースなどで幅広く報道はされますので、自然と人々が集まってくるこの環境は大きなビジネスチャンスとなるでしょう。多くの人が集まるということはそれだけ大きなビジネスチャンスになるということですので、お金の儲かる話も自然とその場に集まってくるでしょう。
これだけの規模でヒトやカネが動くことがほぼ間違いない状態となっていますので、大阪IRに関連する周辺環境は投資家の方たちからしても非常に重要なチャンスとなります。特に今回このページでは不動産投資について取り上げましたが、土地は有限ですからある種「早い者勝ち」の状況が生まれます。今回注目が高まっているのはIRや万博の中心となる夢洲ですが、関西には京都やUSJなど多くの観光スポットも存在します。それらとうまく交通網が繋がるという話ですので、IR周辺だけでなくこの件によってアクセスが良くなる他の観光地もねらい目になるかもしれません。
1位 入居率 98.98%
(※1)
リピーター率No.1(※4)
京阪神に特化した築浅で値崩れリスクの低い中古区分物件を中心に取り扱っています。地域特性から入居者のニーズをおさえた物件を提案してくれるため、確度の高い投資を実現してもらえます。
2位 入居率 98.3%
(※2)
販売戸数No.1(※5)
自社で手がける「プレサンス」シリーズを展開。供給実績は、2019年2月時点で全国5,267戸。近畿圏のみならず、東海・中京圏を中心に都市型マンションの開発・供給をしています。
3位 入居率 97.6%
(※3)
口コミ評価No.1(※6)
京阪神間を中心とした、関西圏の収益物件を扱っている大阪の不動産投資会社。中古の1棟マンション・アパートのみに特化しており、レインズなど一般の不動産市場に流通しているものではなく、独自のルートで仕入れた物件のみ。つまり、大和財託でしか提供できない優良物件を多く保有しています。
※上記3社は、大阪に本社を構える不動産投資会社を2021年9月30日に調査した結果を基にしています。
※1 参照元:ソヴリックコーポレーション(https://sov.jp/kansai-lp/)2020年度の入居率
※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
※4 ソヴリックコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2021年9月30日時点で公式サイトにリピーター率の記載があり、最も数字が高かった会社。
※5 プレサンスコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、「全国マンション 売主・事業主別販売戸数(https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/376/2018rank.pdf)2014~2018」で、最も販売戸数が多かった会社。
※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社