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不動産投資の失敗事例を集めました。リスク回避するために、投資家が気をつける点、管理会社との付き合い方などを紹介しています。
物件DATA
※「表面利回り」とは、物件価格に対してどの程度の家賃収入が得られるかという表面的な収益性を表す数値です。
計算式は「想定される年間家賃収入 ÷ 物件の購入価格 = 表面利回り」。
対する「実質利回り」とは、マンション経営にかかる経費等を考慮して計算した利回りのこと。
計算式は「年間家賃収入 - 年間経費 ÷ 物件の購入価格 + 購入時諸経費 = 実質利回り」で表されます。
失敗談
郊外にある中古のワンルームマンションを購入したBさん。駅から徒歩15分とややアクセスは悪かったものの、長く入居者のいる中古物件で利回りも7.5%で安定しており、Bさんの投資はまさしく順調でした。しかし、次の契約更新のタイミングで退去。駅から離れていた物件ということもあり、入居者はなかなか付かず、ついに家賃の引き下げを決意。それでも苦戦し続け、最終的に4万円まで下げたところで、ようやく入居者がつきました。この間、4ヶ月。家賃収入は当然ゼロで、さらに毎月のローン返済額は4万円以上かかるので、本業の給料から支払うことに。売却も考えているようですが、購入時と比べて利回りも下がってしまい、買い手が見つからず困っているそうです。
物件DATA
失敗談
私立大学の近くに位置するワンルームマンションを購入したAさん。大学近辺には2階建てのアパートが多く、マンションは少なかったそう。そんな中Aさんの所有する物件は、防犯性の高いマンションでした。駅からは遠かったものの、女子大生(とその親御さん)からの需要は高いと見込んで購入を決断しました。
購入してから4年間は安定していたのですが、5年目になんと大学が移転。それに伴い大学周辺に住んでいた学生の多くも引っ越していきました。Aさんの物件に住んでいた学生は年度末の3月いっぱいまで入居していたことで内覧できない状況が続き、年度の入れ替わりである4月時点で入居者付けに失敗。それから1年近く空室が続き、ついには売却することに。近くに大学もなくなり、さらに駅からも遠いこの物件の価値は下がり、売却価格は購入価格の3分の1程度にまで落ち込んでしまったそうです。
物件DATA
失敗談
Cさんが不動産投資を始めたきっかけは、女性向けの老後資金に関するセミナーに参加した際に講師を務めていた男性に不動産投資を勧められたことから。「駅からは少し離れているが、同じ賃料で10年は貸せる」と断言されたので、新築のワンルームマンションの購入を決意。新築ということもあり、入居者はすぐに付き、順調な滑り出しとなりました。しかし、2年後の更新のタイミングで退去。退去は3月末だったのですが、管理会社さんは全然動いてくれず、結局入居者募集の広告を出したのは4月から。その後2ヶ月もの間入居者はつかず、ついに賃料を5,000円下げることに。その後間もなくして入居者がつきましたが、想定していた収支計画は狂ったそうです。
物件DATA
失敗談
鉄骨造の一棟マンションを購入したDさん。築年数は25年ほど経過していましたが、写真を見る限り見た目はかなり綺麗でした。詳しく伺ったところ、リフォームを行い外壁をツートンカラーに塗り替えたそう。バスとトイレが一緒のユニットタイプの1Kが30戸あるマンションで、購入した時点での空室は1室のみ。営業マン曰く「ずっと満室でした」とのことだったので、空室リスクは低いと見て、30年のローンを組んで購入を決意しました。
不動産会社が事前に出してくれたシミュレーションによると、月々10万円程度が利益として手元に残る計算でした。しかし、実際は空室が頻繁に発生し、その度にリフォーム費用で10~15万円、入居者募集の広告費用で7万円程度の支出。空室は2ヵ月に1戸のペースで発生していたので、赤字が続いていました。
もともと築25年の中古物件。今後も外壁の塗り替えや水道管の修理費用は発生する可能性は高く、またローンを完済する30年後もこのままの家賃を維持することは難しいのではと思うようになり、売却を検討中だそうです。
1位 入居率 98.98%
(※1)
リピーター率No.1(※4)
京阪神に特化した築浅で値崩れリスクの低い中古区分物件を中心に取り扱っています。地域特性から入居者のニーズをおさえた物件を提案してくれるため、確度の高い投資を実現してもらえます。
2位 入居率 98.3%
(※2)
販売戸数No.1(※5)
自社で手がける「プレサンス」シリーズを展開。供給実績は、2019年2月時点で全国5,267戸。近畿圏のみならず、東海・中京圏を中心に都市型マンションの開発・供給をしています。
3位 入居率 97.6%
(※3)
口コミ評価No.1(※6)
京阪神間を中心とした、関西圏の収益物件を扱っている大阪の不動産投資会社。中古の1棟マンション・アパートのみに特化しており、レインズなど一般の不動産市場に流通しているものではなく、独自のルートで仕入れた物件のみ。つまり、大和財託でしか提供できない優良物件を多く保有しています。
※上記3社は、大阪に本社を構える不動産投資会社を2021年9月30日に調査した結果を基にしています。
※1 参照元:ソヴリックコーポレーション(https://sov.jp/kansai-lp/)2020年度の入居率
※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
※4 ソヴリックコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2021年9月30日時点で公式サイトにリピーター率の記載があり、最も数字が高かった会社。
※5 プレサンスコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、「全国マンション 売主・事業主別販売戸数(https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/376/2018rank.pdf)2014~2018」で、最も販売戸数が多かった会社。
※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社