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大阪市の最西端に位置する大阪市此花区(以下「此花区」)は、区の北側を淀川が、南側を安治川が流れ、西は大阪湾に面しており、3方を水に囲まれた地域です。区の形は東西に長く、面積は19.25km2。2025年に開催される大阪万博の開催予定地でもあり、今後の発展に期待できます。
此花区の玄関先である西九条駅は、あのユニバーサルスタジオジャパンに向かうJRゆめ咲線が乗り入れる駅としてよく知られています。ほかにもJR大阪環状線や阪神なんば線が乗り入れていて、大阪の中心部や神戸方面にも乗り換えなしでアクセスできる、区民にとっても使い勝手がたいへん良い駅です。
かつては海沿いの工業地帯であったため、自然環境があまり良くないエリアでしたが、区をあげての整備が進み、現在では住みやすい街へと変貌を遂げています。大阪随一の観光スポット・ユニバーサルスタジオジャパンを有する西部臨海地区の一方で、区の東部は下町の温かい情緒に溢れる住宅街が形成されており、落ち着いた佇まいを見せています。
そんな此花区での不動産投資は成功するのか?当サイト編集チームが、此花区の不動産投資事例や、大阪で不動産投資を始めるにあたり学んだ地価変動や需要状況、また今後の展望、そして東京とのちがいをまとめました。
目次
地価下げ止まりで比較的安定している
此花区の地価変動を見てみると、2009年から2013年にかけての4年間で16.5万円ほど地価が下がっていますが、その後はほぼ横ばい状態。つまり、下げ止まりで安定していると言えます。
2025年には此花区・夢洲で大阪万博が開かれることから、企業誘致やそれに伴う人員確保などで今後発展していくことが見込まれており、注目も集まっています。これ以上、地価が下がる要素は今のところ見受けられません。底値とも言えるので、此花区での不動産投資に乗り出す良いタイミングではないでしょうか。
▼大阪市此花区のGoogleMap(赤線で囲われている箇所が此花区です)
此花区と比較する地域として、主要駅は非常に開けつつも庶民的な味わいを残したエリア・東京都豊島区をあげてみました。物件購入価格と平均賃料のちがいを見てみましょう。
此花区(大阪) | 豊島区(東京) | |
---|---|---|
平均賃料(平米) | 59,200円(25.13m2) | 91,200円(22.96m2) |
平均購入価格(平米) | 14,087,600円(24.42m2) | 22,272,500円(22.72m2) |
※上記の価格は、LIFULL HOME'S・SUUMO・Yahoo!不動産などのポータルサイトに掲載されている任意の物件から平均値を算出したものです(2020年2月12日時点の情報)。
利回りでみると此花区が有利
此花区と比べると、やはり日本有数のターミナル駅・池袋駅を有する豊島区は平均賃料が高く、それに応じて平均購入価格も高くなっています。ただし、此花区は西九条駅から大阪駅まで5分ほどでアクセスでき、大型商業施設や百貨店などもたくさんあって、便利さでは引けをとりません。ファミリー層はもちろんのこと、市内中心部で働く単身者にもうってつけの地域です。
また、上記の数値をもとに表面利回りを試算(賃料×12ヵ月÷購入価格)すると
となり、0.13%の差ながら此花区が豊島区を上回りました。また此花区のほうが物件がリーズナブルでローンの負担が比較的軽くなるため、これから不動産投資を始める方には此花区がおすすめです。
あるパートナー会社さんに、大阪市此花区の投資物件事例を紹介してもらいました。以下にその一部をご紹介します!
※2020年2月12日時点の情報です。現在は取り扱いを終了している可能性がございます。
なお、東京の物件は不動産投資情報サイト『楽待』を参考にしています。
物件価格 | 利回り | アクセス | 賃料+ 共益費 |
築年数 | 間取り ・平米 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
物件A | 1,350万円 | 5.96% | 「西九条駅」徒歩4分 | 6.7万円 | 12年 | 1K 23.50m2 |
物件B | 1,380万円 | 5.83% | 「西九条駅」徒歩3分 | 6.7万円 | 12年 | 1K 23.52m2 |
物件C | 1,380万円 | 5.48% | 「西九条駅」徒歩3分 | 6.3万円 | 12年 | 1K 23.52m2 |
東京・豊島区の同規模の広さのマンションを見ると…
物件価格 | 利回り | アクセス | 賃料+ 共益費 |
築年数 | 間取り ・平米 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
物件D | 2,320万円 | 4.81% | 「池袋駅」徒歩5分 | 9.3万円 | 15年 | 1K 22.77m2 |
物件E | 2,300万円 | 4.70% | 「大塚駅」徒歩6分 | 9.0万円 | 6年 | 1K 21.52m2 |
物件F | 2,580万円 | 4.56% | 「池袋駅」徒歩4分 | 9.8万円 | 4年 | 1K 22.70m2 |
参照元:楽待(https://www.rakumachi.jp/)
築年数が経っても値崩れしない西九条駅前
上記は、ランダムにピックアップした此花区と豊島区の投資物件事例です。豊島区の物件は築年数がまちまちで、築15年の物件Dは値崩れはしていないように思えますが、こちらは池袋駅が最寄り…という理由もあるのでしょう。EやFは築年数が浅いので、今後の値動きがやや不透明です。
一方、此花区の物件はいずれも1,300万円台と豊島区に比べてリーズナブル。築年数10年を超える比較的古い物件ですが、いずれも利回りは5%を超えており、値崩れしている様子がありません。豊島区より此花区で不動産投資を始めたほうが安定した収益を見込めそうですね。
2025年に大阪万博が開催される此花区は今後さらなる発展が期待できる地域です。とくに西九条駅周辺は投資物件が多くなっています。此花区で不動産投資を成功させるには、ライバル投資家たちより先に好物件を見つけなくてはなりません。また、今後の発展性やニーズの変化を見据えたうえでの選択が必要不可欠。そのためには、やはり地域に根差し、情報を多く有する不動産会社を選ぶことがカギとなってくるでしょう。
当サイトでは大阪に本社を構える企業のうち、物件を自社所有している会社を入居率で比較しました。自社所有を重要視する理由は、空室リスクを自社のリスクと捉えてくれるため、必然的に私たちと同じ立場に立って入居者募集に協力してくれると考えたから。不動産投資を成功させるために、ぜひ参考にしてみてください。
1位 入居率 98.98%
(※1)
リピーター率No.1(※4)
京阪神に特化した築浅で値崩れリスクの低い中古区分物件を中心に取り扱っています。地域特性から入居者のニーズをおさえた物件を提案してくれるため、確度の高い投資を実現してもらえます。
2位 入居率 98.3%
(※2)
販売戸数No.1(※5)
自社で手がける「プレサンス」シリーズを展開。供給実績は、2019年2月時点で全国5,267戸。近畿圏のみならず、東海・中京圏を中心に都市型マンションの開発・供給をしています。
3位 入居率 97.6%
(※3)
口コミ評価No.1(※6)
京阪神間を中心とした、関西圏の収益物件を扱っている大阪の不動産投資会社。中古の1棟マンション・アパートのみに特化しており、レインズなど一般の不動産市場に流通しているものではなく、独自のルートで仕入れた物件のみ。つまり、大和財託でしか提供できない優良物件を多く保有しています。
※上記3社は、大阪に本社を構える不動産投資会社を2021年9月30日に調査した結果を基にしています。
※1 参照元:ソヴリックコーポレーション(https://sov.jp/kansai-lp/)2020年度の入居率
※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
※4 ソヴリックコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2021年9月30日時点で公式サイトにリピーター率の記載があり、最も数字が高かった会社。
※5 プレサンスコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、「全国マンション 売主・事業主別販売戸数(https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/376/2018rank.pdf)2014~2018」で、最も販売戸数が多かった会社。
※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社