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こちらの記事では、2022年12月にキーエンスが三菱自動車工業の所有している一部の土地を取得した、というニュースをお伝えします。このニュースが不動産投資にどのような影響を与えるのでしょうか。ニュースと今後の動向を探っていきます。
2022年12月、株式会社キーエンスは三菱自動車工業株式会社が所有している土地の一部を取得しました。
取得した土地は、大阪府高槻市にある広さ52,373.79㎡の土地です。2024年の開発に向けて取得したものとされており、三菱自動車は2024年3月まではキーエンスからこの土地を借りて使用を継続。レンタル期間が終了した後は、キーエンスによって開発が進められる予定となっています。
売却された土地は、三菱自動車工業の重要拠点である「高槻オートスクエア」がある場所です。ここは工場で製造された新車をいったん集約して国内販売店に搬送するための拠点であり、さらに点検工場の機能も持っています。
このように重要な役割を果たしていた拠点を売却した、ということですが、三菱自動車では固定資産を有効活用するとともに、財務体質を強化したいという狙いがあったことから、今回の土地の売却を行ったとされています。
今回キーエンスが取得したのは、新名神高速道路「高槻JCT・IC」の近くにある大阪府高槻市井尻二丁目の土地です。この高槻市は、都市としての賑やかさに自然の豊かさを併せ持っているのが特徴のエリアとなっています。
このエリアは京都と大阪の間に位置しているという特徴もあり、大阪・梅田や京都・河原町といった駅までは電車を使うと15分程度でアクセスが可能。さらに、名神高速道路・新名神高速道路も市内に通っていることから、電車を使う人にとっても車を使う人にとっても利便性が高い場所といえます。
また、キーエンスではこちらの土地のレンタルが終了した後は、「ロジスティクスセンター」の建設を計画しているとされています。
このロジスティクスセンターは、物流業務の中心的役割を担うことになる大型の施設です。「物流倉庫」「物流センター」「流通センター」といった名前で呼ばれることもあり、商品の保管やピッキング、仕分け、配送などさまざまな業務を行う施設となっています。
キーエンスが土地を取得した、というニュースと併せて注目しておきたいのが、2017年にJR西日本と高槻市によって「これからのまちづくり」について意見交換を行っているという点です。この意見交換の結果、JR京都線の中で最も駅間距離が長い「高槻駅」と「島本駅」の間に、新しい駅の設置と市街地を形成することについて検討を行うという合意がなされています。
今回キーエンスが取得した土地からの最寄駅は徒歩30分の阪急「上牧駅」です。JRについては「高槻駅」と「島本駅」のちょうど中間地点に位置しています。前述の通り、この2つの駅の間に新しい駅が設置されること、また新しい市街地の形成について話し合いを進めていくことは、今後も注目しておきたいところです。
このように、高槻市では新駅の設置に関する話し合いが行われているとともに、新たな市街地形成が進められている状況にあります。 また、一般的に物流センターに適している土地はさまざまな観点から地下が上がりやすいといった傾向があるとされています。このことからも、高槻市は今後も魅力が向上していくと予想され、不動産投資の観点からも注目しておきたいエリアであるといえるでしょう。
1位 入居率 98.98%
(※1)
リピーター率No.1(※4)
京阪神に特化した築浅で値崩れリスクの低い中古区分物件を中心に取り扱っています。地域特性から入居者のニーズをおさえた物件を提案してくれるため、確度の高い投資を実現してもらえます。
2位 入居率 98.3%
(※2)
販売戸数No.1(※5)
自社で手がける「プレサンス」シリーズを展開。供給実績は、2019年2月時点で全国5,267戸。近畿圏のみならず、東海・中京圏を中心に都市型マンションの開発・供給をしています。
3位 入居率 97.6%
(※3)
口コミ評価No.1(※6)
京阪神間を中心とした、関西圏の収益物件を扱っている大阪の不動産投資会社。中古の1棟マンション・アパートのみに特化しており、レインズなど一般の不動産市場に流通しているものではなく、独自のルートで仕入れた物件のみ。つまり、大和財託でしか提供できない優良物件を多く保有しています。
※上記3社は、大阪に本社を構える不動産投資会社を2021年9月30日に調査した結果を基にしています。
※1 参照元:ソヴリックコーポレーション(https://sov.jp/kansai-lp/)2020年度の入居率
※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
※4 ソヴリックコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2021年9月30日時点で公式サイトにリピーター率の記載があり、最も数字が高かった会社。
※5 プレサンスコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、「全国マンション 売主・事業主別販売戸数(https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/376/2018rank.pdf)2014~2018」で、最も販売戸数が多かった会社。
※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。東京都在住・IT企業勤務・早稲田大学出身のサラリーマン大家、タナカタツヤです。マンション投資を32歳から始めて、もう8年。と言ってもまだまだ勉強中の身ということもあり、自分自身の勉強もかねつつ(Webサイト制作も…!)、またこれから大阪で不動産投資を始めようと考えている方のお役にも立てればと思い、当サイトを設立いたしました。
仕事を通じて知り合った不動産投資業界の知人から、老後資金の形成や節税効果などの説明を受け、不動産投資に興味を持ち始めました。実際に生涯の平均年収を仮に500万円と設定してシミュレーションをしてみたところ、老後にもらえる金額は17~18万円程度。新卒時の手取りと同じくらいと考えると、仮に家を持ち、家賃がかからないとしても物足りないな、と。そんなわけで、不動産投資を今のうちから始めれば、年金のプラスαになるだけでなく、生涯に支払う税金額が低くおさまるという説明は、私を一気に惹きつけました。
不動産投資に興味を持ったといっても、それだけで始めるような勇気は私にはありませんでした。失敗だけは何としても避けたく、さまざまな書籍を読み漁っていくことにしたのですが、そんな中で「大阪は、おそらく日本一融資が潤沢なエリア」(不動産投資「勝者のセオリー」木下たかゆき著)という情報にふれました。給与額もそこそこ、貯金額もそこそこな私には、当然マンションを購入するほどの十分な資金は無く、融資を受けることは必至でした。この本曰く、始めは物件探しに注力しすぎるが、先々のことを考えると、何よりも先決しなければならないのが融資なのだそう。この本には、なぜ「大阪」が融資を受けやすく、その意味で不動産投資スタートにぴったりなのかということが書かれていました。
大阪について詳しく調べるようになり、ついに私は大阪で不動産投資を始めることになりました( 「大阪」が不動産投資に最適だと思った理由) 。大阪で不動産投資を始めるといっても物件選びはどうしたらいいのか?また、会社選びはどうしたらいいのか?とわからないことだらけ。本当に苦戦しました。思えば、この経験こそ、私が不動産投資を成功できた(できている)大きな要因かもしれません。
そういうわけで、慎重に物件と会社を選び、以来、3つの物件にまで拡大をすることができました。物件の特定は避けたいので、ざっくりとした情報になってしまいますが、以下の表に3物件のアクセス・築年数・差引合計(収入・支出)をまとめました。3物件ともに賃料が変わらず、収入を得ることができています。今後も投資を拡大させていき、収入額を上げていきたいと思っています。
物件 | アクセス | 築年数 | キャッシュフロー | 収入 | 支出 |
---|---|---|---|---|---|
物件A | [長堀橋駅] 徒歩2分 |
18年 | 293万5,843円 | 363万6,071円 | 70万0,228円 |
物件B | [中津駅] 徒歩7分 |
18年 | 283万6,442円 | 346万0,774円 | 62万4,332円 |
物件C | [寺田町駅] 徒歩12分 |
34年 | 124万5,000円 | 186万0,000円 | 61万5,000円 |
合計 | 701万7,285円 | 895万6,845円 | 193万9,560円 |