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不動産投資にどう影響を与えるのか?

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大阪公立大前駅(仮称)の設置は
不動産投資にどう影響を与えるのか?

こちらのページでは、大阪公立大学の新キャンパス前に設置予定の「大阪公立大前駅(仮称)」に関するニュースをご紹介します。こちらの駅が開業することによって近隣エリアの不動産にはどのような影響が考えられるのかを見ていきましょう。

新駅「大阪公立大前駅(仮称)」を設置予定

大阪公立大学で新設される森之宮キャンパス前に、大阪メトロが新駅「大阪公立大前駅(仮称)」を設置する方針を固めた、と2022年11月に報道が行われました。大阪公立大学は、大阪府立大学と大阪市立大学が統合する形で2022年に開学した大学ですが、現在は森之宮にて新キャンパスの整備が進められている状態です。この新キャンパスは13階建て・11階建て・7階建てのビルが建設される予定となっており、今回報道された新駅はこの新しいキャンパスの利便性を飛躍的に高めると予想されています。

大阪公立大前駅(仮称)は、大阪城公園の東側に位置する森之宮検車場の敷地内に設置される予定となっています。もともと森之宮検車場にあった車両工場跡地は解体工事が進められてほぼ更地になっているため、この場所が新しい駅になると考えられています。新駅は、森之宮検車場の敷地内に設置することから、中央線の森ノ宮駅から検車場に向かう線路を活用可能です。開業は2028年春頃を予定しています。

この大阪公立大前駅(仮称)は、JR大阪環状線の「大阪城公園駅」とペデストリアンデッキで接続したり、周りに新たに商業施設を設けたりする計画があり、新しい大学を中心としたまちづくりに関する検討が行われているといえるでしょう。大阪公立大学や森之宮検車場が含まれる大阪城東部地区では、2012年に大阪府が決定した「グランドデザイン・大阪」によって再開発が行われており、大阪城公園とその周辺の賑わい創出を目指しています。

新駅は、ビジネス街である本町方面からの直通列車が運行されることになるため、大阪公立大学へのアクセスや、大学から中心部へのアクセスは非常に便利になると考えられます。このように、大阪公立大学の新キャンパスを中心としたまちづくりの計画は、これからもぜひ注目をしておきたい部分であるといえるでしょう。

編集チームからのコメント

不動産投資の目線から分析
管理人・タナカタツヤ
大阪メトロ中央線は注目度が高い路線

こちらで紹介している大阪公立大学前駅(仮称)が所属する予定となっている大阪メトロ中央線は、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて建設が行われている夢洲に乗り入れる鉄道路線であることから、非常に注目度が高い路線です。さらに今後運行本数も増加する見込みとなっています。このことから、大阪公立大学前駅(仮称)の周辺は、これから急速に発展していく可能性があるといえるでしょう。

このように鉄道インフラが整えられることが、周辺の不動産開発も大きく進むきっかけにもなると考えられます。

学生を中心とした賑わいが見込まれる

また、上記でもご紹介している通り、新しく作られる「大阪公立大学前駅(仮称)」はJR大阪環状線の「大阪城公園駅」と直接デッキで繋ぐという計画となっています。現状は、広大な森之宮検車場を挟んでいることから、大阪城公園駅までアクセスするには相当時間がかかっている状態ですが、直接つなぐことによってJRと大阪メトロの乗換駅とすることができるため、周辺の交通の便が整えられることになります。

2025年の新キャンパス完成、さらに新しい駅が開業することから、森之宮エリアは学生を中心とした賑わいが見込まれています。近畿圏はもちろん、全国から入学志願者が集まることにより、近隣においては学生向け賃貸物件の需要も増加することも考えられるでしょう。

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