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こちらの記事では、大阪・関西万博会場の最寄駅となる「夢洲駅」の開業について、当初の予定より前倒しの方針が発表されたニュースをお伝えします。このニュースが不動産投資にどのような影響を与えるのか、今後の動向を探っていきましょう。
2024年現在、大阪・関西万博の開催に向けて建設されている夢洲(ゆめしま)駅の開業が、当初の予定としていた2024年度末から2か月前倒しされ、2025年1月の開業を目指していることが明らかになりました。
この夢洲駅は、Osaka Metro中央線の延伸区間である北港テクノポート線(コスモスクエア駅~夢洲駅)に新設される予定で建設が進められている駅です。2025年4月13日から開催される予定の大阪・関西万博会場へアクセスするにあたり、唯一の地下鉄駅となります。
Osaka Metroは、2023年6月には、中央線の始発・終点駅であるコスモスクエア駅と、夢洲駅の間に設けられる海底トンネルが開通したことを発表しています。トンネルの開通によって、Osaka Metro各線の梅田駅や、JR大阪駅といった主要な駅から、乗り換え時間を含めて30分程度で万博会場までアクセスできるようになります。
また、大阪市は2023年8月に夢洲駅の駅舎デザイン(南東出入口)を含む施設の仕様について発表を行っています。同駅の南東出入口は、万博会場の東エントランスとつながることになっており、多くの人がこの出入口を使用することになります。また、万博終了後には、夢洲国際観光拠点の玄関口となることが想定されています。
駅舎の仕様は、長さおよそ65m、幅およそ10m、地上からの高さおよそ9.7mの鉄骨造。出入口に向かう階段の幅はおよそ10mとワイドな作りとして設計されている点が特徴で、こちらは利用客の多さを想定したつくりになっています。さらに、4基のエスカレーター、24人乗りで2方向出入口のエレベーターも2基設置される予定です。施設のイメージも何パターンか発表されているので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
万博は半年間の開催予定となっていますが、1日あたり最大20万人以上の来場が見込まれています。この時の主なアクセス手段となるのが鉄道とシャトルバス。そのため、夢洲駅の利用者数は多い日でおよそ25万人が想定されています。
ちなみに、夢洲駅には2分半間隔で電車が到着することになりますが、ホーム内における人の滞留を防ぐため、「片側開け」を防止する機能を搭載したエスカレータの導入なども行われることになっているようです。
今回、2024年2月15日に大阪市役所で行われた会合を受け、夢洲駅の開業が前倒しで進められていることが明らかになったわけですが、その背景には、万博の会場準備作業を行うために多くの関係者やスタッフが会場を訪れるため、日本国際博覧協会より夢洲駅の早期開業の要請があったとのことです。
万博の開催にあたっては、来場者はもちろん、関係者やスタッフを含め非常に多くの人の流れが生まれることになります。人が動くということは交通が活発になり、さらに遠方から足を運ぶ人のための宿泊施設や飲食店などの需要も高まることが期待できるでしょう。さらに、大阪万博をきっかけとして多くの外資系高級ホテルが開業する動きが見られることや、周辺イベントの開催が予定されることなど、さまざまな面での経済効果が期待されているといえるでしょう。不動産投資の観点からも、今後の動きには注目しておきたいところです。
1位 入居率 98.98%
(※1)
リピーター率No.1(※4)
京阪神に特化した築浅で値崩れリスクの低い中古区分物件を中心に取り扱っています。地域特性から入居者のニーズをおさえた物件を提案してくれるため、確度の高い投資を実現してもらえます。
2位 入居率 98.3%
(※2)
販売戸数No.1(※5)
自社で手がける「プレサンス」シリーズを展開。供給実績は、2019年2月時点で全国5,267戸。近畿圏のみならず、東海・中京圏を中心に都市型マンションの開発・供給をしています。
3位 入居率 97.6%
(※3)
口コミ評価No.1(※6)
京阪神間を中心とした、関西圏の収益物件を扱っている大阪の不動産投資会社。中古の1棟マンション・アパートのみに特化しており、レインズなど一般の不動産市場に流通しているものではなく、独自のルートで仕入れた物件のみ。つまり、大和財託でしか提供できない優良物件を多く保有しています。
※上記3社は、大阪に本社を構える不動産投資会社を2021年9月30日に調査した結果を基にしています。
※1 参照元:ソヴリックコーポレーション(https://sov.jp/kansai-lp/)2020年度の入居率
※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
※4 ソヴリックコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2021年9月30日時点で公式サイトにリピーター率の記載があり、最も数字が高かった会社。
※5 プレサンスコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、「全国マンション 売主・事業主別販売戸数(https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/376/2018rank.pdf)2014~2018」で、最も販売戸数が多かった会社。
※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社