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こちらのページでは、大阪市によって発表されている「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン(案)」について紹介しています。なんば駅前広場となんさん通りの一部を再整備することにより、どのような効果が期待できるのでしょうか。
2022年6月、大阪市は「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン(案)」を発表しています。このプランの概要は、「なんば駅前広場」と「なんさん通り」の一部を歩行者中心の空間に再整備するというものです。
再整備の対象となる「なんば駅前広場」とは、南海難波駅や高島屋大阪店の南側にある場所で、道頓堀や千日前、日本橋につながる3つの商店街の起点です。「大阪ミナミの玄関口」ともいえるスポットとなっています。このなんば駅前広場と、高島屋大阪店東側にあるなんさん通りの一部分を整備するという計画です。
このなんば駅周辺エリアの道路空間の再編に関しては、もともと地元町会や商店街、企業によって設立された「なんば安心安全にぎわいのまちづくり協議会」により検討されていました。その後行政や大阪商工会議所も加わったことにより、空間の再編への取り組みが本格的に進められるようになりました。なんば駅前広場となんさん通りの空間再編にあたり、2016年と2021年の2回社会実験が行われています。
最初に2016年に行われた社会実験「なんばひろば改造計画2016」では、3日間にわたって高島屋大阪店前の西行き2車線道路と、隣接するタクシー乗り場を封鎖し、飲食店街やカフェスペースを設置しています。さらに2021年に行われた社会実験では前回の実験での封鎖地域に加え、マルイ前にある東行き2車線道路も封鎖することによって、なんば駅前広場を完全に歩行者天国にしています。
この実験では多くの人がこの歩行者天国に足を運びました。その結果、利用者の9割が広場を歩行者専用の空間に改造することに対して賛成の意思を示しました。そして、歩行者天国にすることによって、高齢者・子ども・女性がこのエリアに滞留する時間が増えたこと、歩行者が安全に通行できたことなどが好意的に受け止められました。
これらの実験によって得られた検証結果を受け、大阪市では「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン(案)」を取りまとめて発表を行いました。
大阪市の計画によると、空間再編が完了するとなんさん通りは南北に分けられ、北側は1時から9時の間貨物車のみが通行可能、さらに南側は24時間貨物車に限り通行が可能になる予定です。さらに、なんさん通り周辺には7〜8台の貨物車が停車できるように24時間利用可能な荷捌き停車帯を2か所設置。タクシー乗り場は御堂筋北側・パークス通りへ、バス停も御堂筋本線側に移設する予定となっています。
このことにより歩行者空間はおよそ2倍に拡大し、車両空間はおよそ0.2倍に縮小することになります。
ここで紹介している再編計画は、2022年度中に着工し、2025年までに全体を完成させる予定となっています。ここで注目したいのが、こういった都市空間再編事業は世界中の大都市で実施されているものであるという点です。空間の再編を行うことにより、歩行者が安全に通行できるようになるのはもちろん、そのエリアが活性化されて滞留時間も長くなることから経済的なメリットもあるといわれています。
さらに、2025年には大阪・関西万博も開催されます。空間再編事業が万博までに完了するのであれば、多くの人がこのエリアを利用することになり、より大きな経済効果が期待できることから、不動産投資の観点からも注目しておきたいエリアであるといえるでしょう。
1位 入居率 98.98%
(※1)
リピーター率No.1(※4)
京阪神に特化した築浅で値崩れリスクの低い中古区分物件を中心に取り扱っています。地域特性から入居者のニーズをおさえた物件を提案してくれるため、確度の高い投資を実現してもらえます。
2位 入居率 98.3%
(※2)
販売戸数No.1(※5)
自社で手がける「プレサンス」シリーズを展開。供給実績は、2019年2月時点で全国5,267戸。近畿圏のみならず、東海・中京圏を中心に都市型マンションの開発・供給をしています。
3位 入居率 97.6%
(※3)
口コミ評価No.1(※6)
京阪神間を中心とした、関西圏の収益物件を扱っている大阪の不動産投資会社。中古の1棟マンション・アパートのみに特化しており、レインズなど一般の不動産市場に流通しているものではなく、独自のルートで仕入れた物件のみ。つまり、大和財託でしか提供できない優良物件を多く保有しています。
※上記3社は、大阪に本社を構える不動産投資会社を2021年9月30日に調査した結果を基にしています。
※1 参照元:ソヴリックコーポレーション(https://sov.jp/kansai-lp/)2020年度の入居率
※2 参照元:プレサンスコーポレーション(https://www.pressance.co.jp/urban/braight/arrival/risk/index4.html)2020年度の入居率
※3 参照元:大和財託(https://yamatozaitaku.com/cms/news/210304)2020年度の入居率
※4 ソヴリックコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2021年9月30日時点で公式サイトにリピーター率の記載があり、最も数字が高かった会社。
※5 プレサンスコーポレーションの選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、「全国マンション 売主・事業主別販売戸数(https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/376/2018rank.pdf)2014~2018」で、最も販売戸数が多かった会社。
※6 大和財託の選出理由:当サイトで紹介している大阪に本社がある不動産投資会社の中から、2020年9月30日時点でgoogleの口コミに20件以上の投稿がある会社の中から、もっとも口コミ評価の高い会社